新NISAで使うネット証券、結局どれ?主要6社を比較
「新NISAを始めたいけど、証券会社が多すぎて決められない」。この記事は、そこで止まっている人が10分で1社に絞れるようにまとめたものです。むずかしい商品の話はしません。口座を開くところまでです。
新NISAのネット証券は、結局どれがおすすめ?
結論:使っている経済圏で決まります。特にこだわりがないならSBI証券、楽天をよく使うなら楽天証券、au・Pontaなら三菱UFJ eスマート証券です。
条件別の結論
- 特にこだわりがないなら SBI証券取扱い・手数料・ポイントのバランスが良く、あとから商品を増やしたくなっても困りません。
- 楽天をよく使うなら 楽天証券楽天ポイントが貯まる・使える。アプリの見やすさも初心者向きです。
- au・Pontaを使うなら 三菱UFJ eスマート証券Pontaポイントが貯まり、auの通信サービスとの相性が良いです。
比較表:主要6社をひと目で
| 証券会社 | 国内株の手数料 | クレカ積立 | 貯まるポイント | こんな人に | |
|---|---|---|---|---|---|
| SBI証券 | 条件クリアで0円 | 三井住友カード | Vポイント 他 | 迷っている人/幅広く使いたい人 | 詳細 |
| 楽天証券 | 条件クリアで0円 | 楽天カード | 楽天ポイント | 楽天市場・楽天カードを使う人 | 詳細 |
| 三菱UFJ eスマート証券 | 条件により0円 | au PAY カード | Pontaポイント | au・UQ・Pontaを使う人 | 詳細 |
| GMOクリック証券 | 条件により0円 | — | — | 手数料の安さで選びたい人 | 詳細 |
| 松井証券 | 1日の約定代金が一定額まで0円 | — | 松井証券ポイント | 相談しながら始めたい人 | 詳細 |
| SBIネオトレード証券 | 安い水準 | — | — | 現物取引のコストを抑えたい人 | 詳細 |
※調査日時点で各社公式サイトの公表情報をもとに編集。手数料の無料条件・ポイント還元率は変更されることがあります。申込前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
6社ありますが、実際に多くの人が選ぶのは上の3社です。下の3社は「特定の目的があるとき」の選択肢として見てください。
SBI証券がおすすめな人
結論:まだ経済圏が決まっていない人、あとから商品を増やしたくなりそうな人です。
SBI証券
総合 4.7/5.0
口座数が国内最大級で、投資信託の取扱本数も多い証券会社です。「あとで別の商品を買いたくなった」ときに、たいてい取り扱いがあるのが強み。新NISAのつみたて枠で人気の低コスト投信は、ひと通りそろっています。
◎ いいところ
- 投資信託の取扱本数が多い
- クレカ積立でポイントが貯まる
- 単元未満株(1株から)も買える
△ 気になるところ
- 機能が多く、画面がやや複雑に感じる
- ポイントの種類を最初に設定する必要がある
口座開設・維持は無料です
楽天証券がおすすめな人
結論:楽天市場・楽天カード・楽天銀行のどれかを日常的に使っている人です。
楽天証券
総合 4.6/5.0
貯まった楽天ポイントで投資信託を買えるので、「現金を出すのはこわい」という人の最初の一歩にも向いています。アプリの見やすさも初心者向きです。
◎ いいところ
- 楽天ポイントで投資信託が買える
- アプリ・サイトが直感的でわかりやすい
- 楽天銀行との連携で入出金がラク
△ 気になるところ
- ポイント還元の条件が見直されることがある
- 楽天を使っていないと旨みが減る
口座開設・維持は無料です
三菱UFJ eスマート証券がおすすめな人
結論:au・UQ mobileを使っていて、Pontaポイントが貯まる人です。
三菱UFJ eスマート証券(旧 auカブコム証券)
総合 4.3/5.0
三菱UFJフィナンシャル・グループという看板があるので、「ネット証券は少し不安」という人でも入りやすいのが実際のところです。
◎ いいところ
- Pontaポイントが貯まる・使える
- auの通信サービスとの連携がある
- 大手グループで安心感がある
△ 気になるところ
- au経済圏にいないとメリットが薄い
- 取扱商品数は最大手にやや劣る
口座開設・維持は無料です
GMOクリック証券がおすすめな人
結論:ポイントより取引コストを重視する人です。
GMOクリック証券
総合 4.1/5.0
手数料の安さを前面に出している証券会社です。取引ツールの使いやすさにも定評があります。
◎ いいところ
- 手数料の水準が低い
- 取引ツールが使いやすい
△ 気になるところ
- クレカ積立の選択肢がない
- ポイント還元は期待しにくい
口座開設・維持は無料です
松井証券がおすすめな人
結論:分からないときに電話で聞きたい人です。
松井証券
総合 4.0/5.0
電話サポートの評価が高く、はじめての人がつまずいたときに聞ける安心感があります。1日の約定代金が一定額までなら手数料がかかりません。iDeCoも扱っています。
◎ いいところ
- サポート窓口が使いやすい
- 少額取引なら手数料がかからない
- iDeCoにも対応
△ 気になるところ
- クレカ積立の選択肢が限られる
- 取扱商品数は最大手にやや劣る
口座開設・維持は無料です
SBIネオトレード証券がおすすめな人
結論:投信の積立ではなく、現物株の売買を繰り返す予定がある人です。
SBIネオトレード証券
総合 3.7/5.0
取引コストの安さに振り切った証券会社です。投資信託の積立が中心の人にはオーバースペックです。
◎ いいところ
- 取引コストが低い水準
- シンプルな画面
△ 気になるところ
- 初心者向けの情報は少なめ
- 投信の取扱本数は限られる
口座開設・維持は無料です
証券会社を選ぶとき、何を見ればいい?
結論:①使っている経済圏 ②毎月の積立額 ③つまずいたときに聞ける先があるか、の3つだけで十分です。
① 自分がすでに使っている経済圏
ポイントは「貯まる」より「使い道がある」ほうが大事です。使わないポイントが増えても、生活は変わりません。
② 毎月いくら積み立てるか
月1〜3万円くらいで始めるなら、どの証券会社でも差はほとんど出ません。差が出るのは金額が大きくなってからです。最初は「決めきる」より「始める」ほうが得です。
③ つまずいたときに聞ける先があるか
ネット証券は基本すべて自分で操作します。「分からなくて止まってしまう」タイプの人は、サポートが手厚いところを選ぶと結果的に続きます。
①公式サイトから申込 → ②本人確認書類とマイナンバーをスマホで撮影 → ③審査(数日)→ ④IDが届いてログイン → ⑤つみたて設定。作業時間そのものは15〜20分ほどです。
この記事の調査方法
検証条件
- 情報源
- 各証券会社の公式サイト
- 調査日
- 2026年9月2日
- 比較項目
- 国内株手数料・クレカ積立の可否・貯まるポイント・投信取扱数・サポート
- 評価基準
- ランキング・比較基準のとおり
よくある質問
証券口座は複数持ってもいいですか?
課税口座(特定口座など)は複数の会社で持てます。ただしNISA口座は1人1つの金融機関だけです。
あとから別の証券会社に変えられますか?
NISA口座の金融機関は、所定の手続きをすれば年単位で変更できます。ただし手間はかかるので、最初にざっくり決めておくのがおすすめです。
いくらから始められますか?
投資信託の積立は月100円から設定できる会社が多いです。まず少額で仕組みを触ってみるのが、いちばん挫折しにくい始め方です。
口座を開くだけでお金はかかりますか?
この記事で紹介した6社は、口座開設・口座維持ともに無料です。開いておいて使わない、も可能です。
最終結論
6社を並べましたが、正直なところ「どれを選んでも大きな失敗にはならない」のが今のネット証券です。差がつくのは選び方より、始めるのが早いか遅いかのほうです。
生活で使っている経済圏に合わせて選んでください。それがいちばん続きます。